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「温泉観光実践士」認定有料講座開催の意義(2009年08月28日)

URA通信№245の再掲です。

「温泉観光実践士」認定有料講座開催の意義
大阪観光大学観光学研究所では、温泉観光実践士養成講座を有料で開講することになりました。

大阪観光大学に観光学研究所が設立されたのは、2001年11月7日(水)のことで、教授会で承認され、スタートを切りました。

設立趣旨は⇒観光学研究所の設立趣旨の通りです。活動方針は⇒大阪観光大学観光学研究所規程の通りですが、限られた予算もあって、思うような活動が出来ていないのが、正直なところです。

初代所長には、食文化の権威である周達生教授を予定したにもかかわらず、周先生の突然の退職もあって、副として支えていた浦が所長になった次第です。当時の田中学長から、校内組織として研究所を立ち上げたと言う教授会説明もあって、いまだに組織的な位置づけが不明と言わざるを得ません。

とは言いながら、設立当初から、公民館講座などはかなりの数をこなし、特に豊中市や泉佐野市の公民館とは、提携講座を継続的に開催しました。具体的には⇒講座の案内の通りです。しかし、こうした公民館講座も行政予算の縮小、担当者の配置転換などで、回数が徐々に減少し、チームとしての講座は、2008年度では2回の開催に留まりました。今年、つまり2009年度は、現在のところ、ゼロの状態です。

ただし、ひょんなことから、熊取異業種交流会での講話が入ったりして、これがリレー講座につながると、地域貢献も含めて、それなりの効果があると思われる次第です。

こうした公民館講座を舞台として、3人の研究員(教授職)が、温泉講座や温泉学講座を担当し、その数は5回以上を数えることになりました。数をこなせば、それなりに話しは深まり、有料講座でも耐えられる話が出来ると思って、今回、企画したのが「温泉観光実践士」認定講座です。我々3人は、あくまでも、人文科学、社会科学が専攻で、どうみても自然科学に弱いと言うことは事実です。しかし、幸いにも、観光学研究所には客員研究員という制度があって、現在、100人近くの登録があります。その中で、温泉に詳しい人材も数人在籍し、今回は高垣氏という有力な人材と知り合いました。彼はマップルの編集長として、温泉地、温泉旅館、そして温泉の自然科学的な分野に造詣が深く、彼が我々の中に1枚加われば、温泉に関する有料講座が開催できると、確信したのです。したがって、今回の講座は、高垣氏が担当する3講座がメインで、あくまでも、我々3人は飾りのようなものです(苦笑)。

ところで、こうした温泉講座は全国に数多く存在し、類似な講座が多く、怪しげなものも少なくないと聞きます。しかし、温泉施設の管理、科学的な分野につきましては、(財)中央温泉研究所・(社)日本温泉協会・温泉工学会・日本温泉管理士会共催の温泉経営管理研修会、学会レベルの講座の場合は日本温泉地域学会開催の温泉観光士の講座がすでに存在し、数多くの受講生を輩出している事実は言うに及びません。

温泉観光実践士の特色は、次の通りです。

(1)受講料が9科目受講で5,000円(教材費1,000円を含む)と安いこと。
担当講師が近くに在住しており、交通費、宿泊費がかからないこと。
いずれも本職があって講師の手当てが安くてすむこと。
講師本人にボランティア精神があって、手当ての金額にあまりこだわらないこと。

(2)温泉の正しい理解と温泉観光によるまちづくりに関する人材の育成
あまたの講座では、どちらかに偏っている講座が多く、両者の講座を開講することで、こうした講座を克服している。

(3)実践面の重視
理論も確かに大切だが、「温泉分析書の見方、読み方」など実際の局面や現場を意識し科目を開催。
「温泉旅館の経営」では、なぜ休前日の料金が高いのか、食材費の割合などを説明する。

(4)資料の充実
レジメ集の付録として、温泉法、実際の温泉分析書などを付け、豊富な資料に特色がある。

(5)講座の講師
いずれの講師も、日本温泉地域学会の会員でもあり、学術的な研鑽を常日頃から積んでいる。
さらには、わが大阪観光大学の温泉愛好会の役職者でもあり、日頃から全国の温泉入湯を実践している。
少なくても、大阪を代表する温泉及び温泉地の研究者・実践者と言えます。

ところで、今回の講座開催に向けて、マスコミ関係にニュースの配信をお願いしたところ、ほとんどがナシのつぶてで、地元の「ニュースせんなん」だけが、記事で紹介をしてくれた。そして、地元の食堂、書店なども協力的で、ポスターの掲示を積極的にして頂いた。
観光系の業界紙は、どうだろう。某観光経済新聞は、記事の掲載を見送るとのこと。大阪観光大学の観光系教員の大半は、この観光経済新聞を長年購読しており、読者サービスの一環として、取り上げても、良いのではないか。所詮、負け犬の遠吠えかもしれないが、観光関係業界のまとまりの悪さを露呈していると思わざるを得ない。やはり産学の連携が足りない…。お互いに助け合ってこそ、観光交流が進展すると、確信しているので、色々と文句を言いたいことが多い。

「温泉観光実践士」。認定書は紙1枚で、資格的には何にもならない。しかし、世のため、人のためを念じて、温泉観光実践士講座を企画したので、心ある方々を対象として、精一杯努力して、有意義で、楽し講座にしたいと思う次第である。

当初は、大阪観光大学で講座を開催するので、「大阪観光温泉士」という名称も考えたが、これは今となっては余談となります(笑)。
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by onsentourism | 2009-08-28 18:18 | レポート


温泉観光実践士協会では、「温泉の正しい理解と温泉地の活性化」をテーマに、温泉観光実践士養成講座を開催しています。3月末は別府、6月末は関西(大阪など)、12月上旬は関東(東京など)での開催です。


by onsentourism

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講座の目的

温泉を正しく理解し、温泉地の活性化に関する人材を養成します。

養成講座の開講(含む予定)
■和歌山(第9回)(含む大阪)
2017年7月1日・2日
■別府(第3回)
2017年3月25日・26日
■東京(第2回)
2016年12月3日・4日
■別府(第2回)
2016年3月26日・27日
■大阪(第8回)
2016年6月25日・26日
■東京(第1回)
2016年12月3日・4日

CONTENTS
温泉TOP協会
開催要項(全回分)
第7回(2015年6月)
第6回(2014年6月)
第5回(2013年6月)
第4回(2012年6月)
第3回(2011年6月)
第2回(2010年6月)
第1回(2009年7月)
別府第1回(2015年3月)
講師プロフィール
レポート(URA通信)

温泉観光実践士養成講座 事務局
温泉百貨店
〒144-0043
東京都大田区羽田3-19-13
Tel:準備中
Fax:準備中
E-mail:準備中

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